仮説思考の使い方
仮説の種類
読んで字の如くの以下の2つ。
- 問題発見の仮説
- 問題解決の仮説
問題発見の仮説
ビジネスにおいて、問い自体が不明確な場合が多いので問題を定義することから始まる。 問題の設定によって答えも変わってしまうので、問題の認識と真因を発見が最重要。
- 可能性の高い問題発見の仮説を立てる。
- 問題を絞り込む。
依頼者の問題意識についてインタビューなどを実施する。 - 偉そうにしない - 依頼者も答えを持っているわけではないので、仮説をぶつけにいく
問題解決の仮説
素早く少ない数の筋の良い答えを考えることが重要。
- 可能性の高い打ち手の仮説を立てる。
- 分析やインタビューを通じて仮説の検証を行い、具体的な打ち手を絞り込む。
全体構成を見通す
仮説思考を通じて、全体像を掴むことが大事。 - 何をするべきか、証明する事柄、やるべき分析が明確になる。 - チームの場合、目的意識の共通化が可能。
少ない情報で仮説思考を働かせて全体のストーリーと構成を考えたら必要な情報だけ追加で調べる。 調べた結果に応じて、ストーリーを修正したり進化させる。(次回詳細)
まとめ
仮説思考は、問題を探し出したりするプロセスというよりも、効率的に不要な問題や役に立たない解決策を消去するプロセスである。